【動画付き】焼香のやり方《葬儀・法事・弔問》拝み方マナー

お葬式などの場面では焼香をしますが、「どのように行えばいいのかわからない」とお悩みではありませんか?

「焼香の順番、やり方は?」
「焼香で注意すべきマナーは?」
「宗教や宗派での違いはある?」

このようなお焼香にまつわる疑問や課題を本記事で解決しましょう。

◆この記事でわかること
  1. 焼香の意味や目的、順番、形式について
  2. 焼香の形式別・宗派別・宗教別のやり方について
  3. 焼香をするときに気をつけたいマナーについて

ぜひ、本記事を活用していただき、葬儀や法事などでの焼香にお役立てください。

焼香とは?

焼香とは、香木を細かく砕いた「抹香(まっこう)」と呼ばれるお香を香炉にくべること。葬儀や法事といった弔事の場で故人や仏様への拝礼として行われます。

線香との違いは「形状」です。焼香が細かなチップ状であるのに対し、線香は棒状をしています。どちらも香りと煙が立つことは同じですが、「お焼香をする」「お線香をあげる」などと拝み方の表現が違うのも特徴です。

焼香の目的と意味


焼香は、仏教の教えにもとづいて行われてきた拝礼儀式。仏や菩薩が住む清らかな世界とされる「浄土」を表現しており、その穢れなき崇高な世界観をあらわすのが焼香の目的です。

また、いくつか宗教的な意味もあります。

焼香の意味内容
故人や仏様へのお供えにする四十九日を迎えるまで、故人や仏様の食べ物は「匂い」とされていることから、お供え物として手向ける。
この世とあの世を煙でつなぐ焼香や線香などから立つ「煙」によって、この世とあの世の境界線がなくなり故人や仏様への弔いの気持ちが伝わりやすくなる。
心身や空間を香りで浄化する焼香の原料は香木で、その香りには拝礼する人の心身や故人の自宅、葬儀場などの空間を浄化して清らかにする意味がある。

仏教の発祥地であるインドでは、亡くなった人の遺体からただよう腐敗臭を消す目的で香木が用いられるようになった歴史があります。日本へは、宗教的な意味に加え故人と過ごす間に「消臭」をする慣わしも伝わり、お通夜からお葬式まで香りを絶やさないことが慣習となりました。

焼香の形式

焼香には大きく分けて3つの形式があります。それぞれの方法や会場規模などの違いを確認しておきましょう。

焼香の形式特徴
立礼焼香(りつれいしょうこう)・立った状態で行う。
・順番に焼香台の前で立ったまま行う。
・葬儀場など椅子のある会場で行われる。
座礼焼香(ざれいしょうこう)・座った状態で行う。(正座)
・焼香台までは膝をついたまま移動する。
・故人の自宅や畳敷きの和室など小規模な会場で行われる。
回し焼香(まわししょうこう)・お盆に乗せた香炉と抹香で座ったまま行う。
・焼香台までの移動はなく、自分の席で順番に行う。
・故人の自宅や少人数タイプの小規模な会場で行われる。

それぞれの形式には宗派による違いがあります。ただ、喪主からの指定がなければ自分の属する宗派の作法や一般的なやり方で行ってかまいません。

焼香をする順番

焼香の順番は、故人との関係性で決まります。まず、故人と最も関係が強い喪主から始まり、次に遺族、親族、参列者と続きます。一般的には故人との関係性に合わせた席に座り、席順で焼香をするようになりますので、当日は会場の案内に従って行うようにしましょう。

【形式別】焼香のやり方とマナー

ここでは、一般的な焼香のやり方とマナーを形式別で紹介します。喪主、親族、参列者と立場ごとのポイントも確認しながら見ていきましょう。

立礼焼香(喪主)

椅子のある会場で行うのが立礼焼香です。喪主は最初に焼香をしますので、しっかり作法をマスターしておきましょう。

~焼香のやり方~
  1. 席を立って一歩前に進んでから僧侶に一礼します。
  2. 参列者に向かって一礼します。
  3. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  4. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  5. 右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。
  6. 宗派や作法がわからない場合は3回繰り返しましょう。
  7. 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけて合掌します。
  8. 1歩後に下がり、祭壇(仏壇)に向かって一礼します。
  9. 僧侶に向かって一礼、参列者に向かって一礼します。※焼香台の横に移動する場合もあります。

立礼焼香(親族)

椅子のある会場で行うのが立礼焼香です。親族は喪主の次に焼香をしますので、遺族や参列者にも気を配りながら進めましょう。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、遺族に向かって一礼、参列者に向かって一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。
  5. 宗派や作法がわからない場合は3回繰り返します。
  6. 参列者が多い場合は1回で済ませましょう。
  7. 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけて合掌します。
  8. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺族に向かって一礼、参列者に向かって一礼します。
  9. 参列者に向かって、遺族に向かって一礼します。※焼香台の横に移動する場合もあります。

立礼焼香(参列者)

椅子のある会場で行うのが立礼焼香です。参列者は喪主と親族の後に焼香をしますので、失礼のないよう作法をマスターしておきましょう。

~焼香のやり方~
  1. 順番が来たら祭壇(仏壇)まで進み、遺族に向かって一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。
  5. 宗派や作法がわからない場合は3回繰り返します。
  6. 参列者が多い場合は1回になることもあります。
  7. 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけ、遺影に向かって合掌、一礼します。
  8. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺族に向かって一礼したら席に戻ります。

座礼焼香

故人の自宅や畳敷きの和室などでは座礼焼香になる場合があります。立って移動するときと膝をついて移動するときとがありますので注意しましょう。

~焼香のやり方~
  1. 順番が来たら焼香台まで進み、遺族に向かって一礼します。※喪主は僧侶→参列者の順で一礼。
  2. 遺影に向かって一礼します。
  3. 立ち上がらず、膝をついたまま焼香台まで移動して合掌します。
  4. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  5. 右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。
  6. 宗派や作法がわからない場合は3回繰り返します。
  7. 参列者が多い場合は1回で済ませます。
  8. 焼香を終えたら遺影に向かって合掌します。
  9. 祭壇(仏壇)から後へ下がり、遺族に向かって一礼したら立ち上がって席に戻ります。※喪主は僧侶→参列者の順で一礼。

回し焼香

香炉を順番に回しながら座ったまま行うのが回し焼香です。焼香台までの移動はありませんので、着席したままスムーズに焼香できるよう作法をマスターしておきましょう。

~焼香のやり方~
  1. 香炉が回ってきたら軽く礼をして受け取ります。※喪主は僧侶→参列者の順で一礼。
  2. 香炉を自分の前に置き、祭壇(仏壇)に向かって合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。
  5. 宗派や作法がわからない場合は3回繰り返します。
  6. 参列者が多い場合は1回で済ませます。
  7. 焼香を終えたら合掌して一礼します。※喪主は僧侶→参列者の順で一礼。
  8. 次の人へ香炉を回します。

【宗派別】焼香のやり方とマナー

焼香は宗派によって作法が違いますので、それぞれのやり方や数珠の持ち方などを参考にしてください。

浄土宗

浄土宗の場合、焼香の回数は決まっていませんので、参列者の人数に合わせて1回または3回で行いましょう。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、遺族に一礼、参列者に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 左手を右手の下に添えて両手を額に押しいただき、香炉に抹香を1回または3回くべます。※参列者が多い場合は1回。
  5. 数珠は左手にかけ、房を下にして両手で挟み合掌します。
  6. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺族に向かって一礼、参列者に向かって一礼します。

浄土真宗

浄土真宗の場合、本願寺派は抹香を掲げず、そのまま1回だけ香炉にくべるのが特徴です。お香を香炉に入れる前に合掌はせず、遺族や参列者に向かっての一礼もしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  2. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  3. そのまま1回だけ香炉に抹香をくべます。※額に押しいただきません。
  4. 数珠は一連の場合は左手にかけ、親指と人指し指の間にかけて房をたらします。
  5. 数珠が二連の場合は親玉と呼ばれる大きめの珠を親指の付け根に添えて手の甲から房が垂れるようにします。
  6. 合掌して「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えてから礼拝します。
  7. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺影に向かって一礼します。

浄土真宗(大谷派)

浄土真宗の場合、大谷派は抹香を掲げず、そのまま2回つまんで香炉にくべるのが特徴です。お香を香炉に入れる前に合掌はせず、遺族や参列者に向かっての一礼もしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  2. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  3. そのまま香炉に抹香を2回くべます。※額に押しいただきません。
  4. 数珠は一連の場合は左手にかけ、親指と人指し指の間にかけて房をたらします。
  5. 数珠が二連の場合は親玉と呼ばれる大きめの珠を親指の付け根に添えて手の甲から房が垂れるようにします。
  6. 合掌して「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えてから礼拝します。
  7. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺族に向かって一礼、参列者に向かって一礼します。

真言宗

真言宗の場合、焼香の回数は3回で長い数珠を二重にして持つのが特徴です。参列者に向かって一礼はしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、僧侶に一礼、遺族に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手を額に押しいただき、香炉に抹香を3回くべます。
  5. 数珠は二重にして左手で房を押さえて持ち、合掌します。
  6. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、御霊前に一礼します。
  7. 僧侶に向かって一礼、遺族に向かって一礼します。

天台宗

天台宗の場合、焼香の回数は1回または3回です。参列者に向かって一礼はしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、僧侶に一礼、遺族に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 左手を右手の下に添えて両手を額に押しいただき、香炉に抹香を1回または3回くべます。※参列者が多い場合は1回。
  5. 数珠は左手にかけ、人差し指と親指の間にかけて房を下に垂らして合掌します。
  6. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、御霊前に一礼します。
  7. 僧侶に向かって一礼、遺族に向かって一礼します。

曹洞宗

曹洞宗の場合、焼香の回数は2回で、1回目と2回目で香炉へのくべ方が違うのが特徴です。参列者に向かって一礼はしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、僧侶に一礼、遺族に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 左手を右手の下に添えて右手を額に押しいただき、香炉に抹香を1回目をくべます。
  5. 再び抹香をつまみ、2回目は押しいただかずそのまま香炉にくべます。
  6. 長い数珠は二重にして左手にかけ、房を下にして両手で挟み合掌します。
  7. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、遺族に向かって一礼します。

臨済宗

臨済宗の場合、焼香の回数は1回で、額に掲げて押しいただかないのが特徴です。参列者に向かって一礼はしませんが、故人の宗派に合わせて行う場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、遺族に一礼、参列者に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、遺影に向かって一礼もしくは合掌します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手で香炉に抹香を1回目をくべます。※押しいただかない。
  5. 長い数珠は二重にして左手にかけ、房を下にして両手で挟み合掌します。
  6. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、僧侶に向かって一礼、遺族に向かって一礼します。

日蓮宗

日蓮宗の場合、焼香の回数は3回が正式で額に掲げて押しいただかないのが特徴です。焼香の初めと終わりに僧侶に一礼しますが、会場や故人の宗派に合わせて遺族や参列者に一礼する場合もあります。

~焼香のやり方~
  1. 祭壇(仏壇)まで進み、導師(僧侶)に一礼します。
  2. 焼香台の一歩手前まで行き、御宝前に向かって一礼します。
  3. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  4. 右手を額に押しいただき、香炉に抹香を3回くべます。※一般参列者は1回。
  5. 数珠は八の字にねじり、左手の親指と人差し指の間にかけて合掌します。
  6. 遺影に向いたまま2~3歩後に下がり、導師(僧侶)に一礼します。

【宗教別】焼香の代わりの拝み方とマナー

神道やキリスト教では仏教のような焼香はありませんので、それぞれの宗教に合わせた拝礼法とマナーを確認しましょう。

神道

神道では、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」という拝礼をします。

~玉串奉奠のやり方~
  1. 玉串を両手で受け取り、遺族に一礼します。
  2. 玉串の根元が手前になるよう時計回りに90度回します。
  3. 根本が祭壇に向くよう左右の手を持ち替えて玉串案(台)に捧げます。
  4. 二礼して、しのび手(音を立てない拍手)を二拍し一礼します。
  5. 数歩下がって遺族に一礼します。

キリスト教

キリスト教では「献花(けんか)」をして故人に別れを告げます。

~献花のやり方~
  1. 花が右側にくるように両手で受け取り、遺族に一礼してから献花台へ進みます。
  2. 茎を祭壇に向けて献花台に捧げます。
  3. 祭壇に一礼して黙とうします。
  4. 前を向いたまま数歩下がって遺族に一礼します。

【自宅編】弔問や法要の準備でのマナー

ここでは、故人宅への弔問や故人宅での法要における焼香マナーについて紹介します。

故人の自宅に弔問するとき

故人の自宅への弔問では、焼香をする場合や焼香なしで線香をあげる場合があります。

~やり方(焼香)~
  1. 遺族にお悔みの言葉を述べます。
  2. 遺族に一礼し、仏壇の遺影に一礼します。
  3. ろうそくに火がついていな場合は火をつけます。
  4. 右手の親指、人差し指、中指の3本指で抹香をつまみます。
  5. 軽く頭を下げ、右手を目の高さまで掲げてから香炉に抹香をくべます。※宗派や作法がわからない場合は3回繰り返しましょう。
  6. おりんを一度だけ鳴らして合掌します。
  7. 遺影に一礼し、遺族にも一礼します。
~やり方(線香)~
  1. 遺族にお悔みの言葉を述べます。
  2. 遺族に一礼し、仏壇の遺影に一礼します。
  3. ろうそくに火をつけてから線香に火を移します。
  4. 線香の火は左手であおいで消します。
  5. 線香は香炉に立てるor寝かせるなど宗派に合わせます。
  6. おりんを一度だけ鳴らして合掌します。
  7. 遺影に一礼し、遺族にも一礼します。

それぞれ宗派によって作法が違いますが、特に案内がなければ自分の属する宗派の作法や一般的なやり方で行うようにしましょう。

自宅で焼香の準備をするとき

法要などのために焼香の準備をするときは開始15分前を目安に整えておきましょう。

~やり方~
・香炉(こうろ)に香炉灰を入れておく。
・香合(こうごう)に抹香を入れる。
・火をつけた香炭(こうたん)をセットする。

火種となる香炭(こうたん)には、棒状のほか、平らなブロック型、馬蹄型などの形状があります。それぞれ燃焼時間を確認しておき、法要の時間や参列者の人数に合わせて調整するようにしましょう。

【その他】焼香における気をつけたいマナー

ここでは、やり方以外で焼香にまつわるマナーについて紹介します。

お焼香の場には数珠を持っていく

もし特定の宗派に属しているなら宗派に合わせた「本式数珠(宗派別数珠)」でかまいませんし、無宗派なら宗派を問わず使える「略式念珠」を用意しましょう。数珠は拝礼のための必需品であり、ほかの参列者から借りられないものですから自分のものを持っていくのが正式なマナーです。

お焼香のみの場合は事前に確認する

なにかの事情で葬儀に参列できず、「お焼香だけでも」という場合は喪主や会場スタッフに確認しましょう。お通夜であれば会式前に行える場合がありますが、会場や葬儀の内容によって不可能な場合もあります。いずれにしても、お悔みの挨拶をした上で故人への弔いの気持ちを伝えることが大切です。

ご自宅への弔問は「49日」までにする

お通夜や告別式に参列できなかったからと故人宅を弔問するのであれば「49日」までに出向くようにしましょう。「忌明け」となる49日を過ぎると、遺族が弔問客を迎えるための準備を改めて整えなくてはなりません。

また、葬儀の直後は遺族にとって時間的にも精神的にも負担となりますので少し日を置いてからがよいでしょう。いずれにしても弔問の希望を遺族に伝えた上で、先方の都合に合わせて訪問するようにしましょう。

まとめ

焼香とは、葬儀や法事といった弔事の場で故人や仏様への拝礼として行う儀式のこと。焼香台では「抹香(まっこう)」と呼ばれるお香を香炉にくべながら拝みます。

焼香には、「立礼焼香(りつれいしょうこう)」「座礼焼香(ざれいしょうこう)」「回し焼香(まわししょうこう) 」といった形式があり、弔事の規模や会場によって分けられます。焼香は故人と最も関係が強い喪主から始まり、次に遺族、親族、参列者と続きますので、立場に合わせて行いましょう。

焼香のやり方は形式や宗派によって異なりますので、それぞれの特徴を確認しながら作法をマスターしましょう。また、神道やキリスト教では焼香の代わりになる拝礼法がありますので、ぜひ、ご紹介した動画も参考にしてください。

故人宅への弔問や自宅での法事などのマナーも含め、本記事が大切な場面での焼香に役立ちますように。

尚、葬儀や法事で使われる「線香」については詳しく書かれた関連記事がありますので、よければ合わせてご参照ください。

線香の本数の意味は?49日までの立て方や宗派ごとの作法も解説

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