成人式の撮影をしたくても、時期や場所がわからないと準備できませんよね。
振袖や袴など衣装の手配にも関係するため、しっかり予定を立てていきましょう。
「撮影のベストタイミングが知りたい!」
「季節的なベストシーズンはいつなの?」
「ロケーション撮影の場所はどこで?」
このような要望や疑問を解決するため、本記事では成人式の撮影について以下の内容で解説します。
- 前撮り・後撮り・当日撮りのメリット×デメリット
- 成人式の前撮りで使われる場所や人気スポット
- 成人式の前撮りをする場合のベストシーズン
- 前撮り当日のスケジュールや当日までの準備
ぜひ、本記事を活用して記念撮影の準備に役立ててくださいね!
成人式の撮影はいつがいい?前撮り・後撮り・当日撮り
成人式の撮影には、人気の「前撮り」のほか、「後撮り」「当日撮り」と3パターンあります。
どのタイミングで撮影するかの判断材料として、それぞれのメリット×デメリットを比較しましょう。
前撮りのメリットは「予定の立てやすさ」「予行演習」
- 予定を立てやすい
- 当日の予行演習になる
- 翌年の年賀状に使える
- 撮影にゆとりがもてる
前撮りは早めに予約すれば都合のいい日に行えますから、授業やバイト、受験、就職活動などとの調整がつけやすく、家族や友人と一緒に撮る場合でも予定が合わせやすくなります。
前撮りといっても本番さながらの着付けやメイクをしますので、当日に向けた予行演習になるのもポイントです。
タイミングによっては仕上がった写真を翌年の年賀状として使えますし、当日撮りと違って時間的にも気分的にも撮影そのものにゆとりがもてます。
前撮りのデメリットは?
- 着付けやヘアメイクを2回やる
- プランによっては費用がかさむ
当日撮りでは1回で済む着付けやヘアメイクを2回やる必要があり、撮影プランによっては当日撮りや後撮りよりも費用が高くなる可能性があります。
後撮りのメリット「予定の立てやすさ」「当日の修正」
- 予定を立てやすい
- 撮影にゆとりがもてる
- 当日のスタイルを修正できる
式典や二次会で忙しい当日が過ぎてからの後撮りは、都合のいい日にゆとりをもって撮影できます。
家族や友人と撮る場合の予定も合わせやすく、春休みやゴールデンウィークなどの休暇を撮影日にあてることも可能。
当日のメイクやヘアスタイルに反省点があれば修正できますし、ほかの新成人のスタイルを参考にブラッシュアップすることもできます。
後撮りのデメリットは?
- 着付けやヘアメイクを2回やる
- 時期によってはフレッシュ感が薄れる
後撮りする場合も当日のように2回目の着付けやヘアメイクが必要で、お得なパックになっていなければ費用もかさみます。
成人式を終えてしまうと撮影が面倒になって時期が空いてしまったり、誕生日を過ぎると20歳らしさを失ったしまったり、気持ちや表情のフレッシュ感が薄れるかもしれません。
当日撮りのメリットは「そのままで出席」「ありのままを撮影」
- 着付けやヘアメイクが1回ですむ
- 撮影後そのまま式典に出られる
- 当日の気持ちや表情が写真に納まる
当日撮りですと、着付けやヘアメイク、撮影、式典への出席が1日で完結します。
まさに成人式の日のフレッシュな気持ちや表情が撮れますし、撮影で高まった気分のまま式典に出席できるので会場での自撮りも映えることでしょう。
当日撮りのデメリットは?
- タイトスケジュールになる
- 慌ただしい撮影で表情が硬くなるかも
成人式の日に着付け⇒ヘアメイク⇒撮影⇒式典⇒二次会をこなす当日撮りはタイトスケジュールで時間に追われる1日となります。
ゆっくり撮影している時間もないため、流れ作業のようになってしまうと表情に硬さが出るかもしれません。
成人式の前撮りはどこで撮るか?屋外もあり?
成人式の撮影に人気の前撮りですが、どこで撮るかわからないと準備できません。
ここでは、よくある撮影場所について紹介します。
- 写真館や貸衣装店のスタジオなどの屋内
- 出張撮影やロケーション撮影などの屋外
それぞれ詳しく見ていきましょう。
写真館や貸衣装店のスタジオなどの屋内
街の写真館や貸衣装店のスタジオなどの屋内では、天候や気温の影響を受けずに撮影できます。
撮影場所によっては着付けやヘアメイクを事前に仕上げておく必要がありますので、成人式プランや前撮りパックを申し込む際は内容を確認しておきましょう。
出張撮影やロケーション撮影などの屋外
一般的な写真館のほか、出張専門のカメラマン、貸衣装店が手配した業者などが屋外での撮影に対応している場合があります。
成人式の撮影として人気なのは、お寺や神社、日本庭園などの有名スポット、写真映えするテラスやガーデンを備えた結婚式場、懐かしい思い出の場所などです。
成人式の前撮りはいつがベストな時期?
成人式に向けて予行演習にもなる前撮りは、予定も立てやすく撮影にゆとりがあるため人気です。
ここでは、ロケーション撮影でベストな前撮りができるよう、それぞれの時期の特徴について解説します。
- 成人式の直前の12月~1月は前撮りが混み合う
- 3月~4月は春らしい写真映えと明るさがベスト
- 5月~6月は天候も新緑あふれる景色もベスト
- 7月~8月は天候や気温が気になるシーズン
- 9月~11月は秋らしい気候と美しい紅葉がベスト
- 前年の1月~2月は新成人らしさが薄れやすい
それぞれポイントを見ていきましょう。
成人式の直前の12月~1月は前撮りが混み合う
成人式の前撮りが最も込み合う時期で、卒業式の前撮りとも重なるため貸衣装店やスタジオは繁忙期です。
お得な成人式プランでパッケージ化されている場合は費用を抑えられるメリットがありますので、なるべく早めに予約しましょう。
寒い時期のロケーション撮影にもなるため防寒対策が必須です。
3月~4月は春らしい写真映えと明るさがベスト
ひとつ上の学年が成人式を済ませた後ですから、スタジオや貸衣裳店の空き状況にもゆとりが出てくる頃です。
ロケーション撮影では桜や菜の花をバックに春らしい写真が撮れますし、成人の日よりも気温が高いため温かく過ごせますし、春ならではの明るい陽射しで写真映えもアップします。
5月~6月は天候も新緑あふれる景色もベスト
梅雨入りまでは天候に恵まれやすく温暖で、新緑にあふれた爽やかなロケーションショットが撮れる時期です。
早めに撮影予約をしてゴールデンウィークを利用すれば、友人や離れて暮らす家族との撮影も可能になります。
7月~8月は天候や気温が気になるシーズン
戻り梅雨や台風で雨も気になる時期です。ロケーション撮影では日焼けや化粧崩れも気になりますし、熱中症対策もしなければなりません。
スタジオは比較的すいていますので、天候に左右されない屋内で撮影したり、夏期休暇を利用して友人や家族と一緒に撮ったりなどするには適しています。
9月~11月は秋らしい気候と美しい紅葉がベスト
残暑や台風を避ければ、秋らしい気候で和装でも快適に過ごせます。
お寺や神社、日本庭園などの人気スポットでは美しい紅葉の中でのロケーション撮影も可能。
七五三シーズンとも重なるため、早めの撮影予約が必須です。
前年の1月~2月は新成人らしさが薄れやすい
成人式の直前は、その年の新成人の前撮りが多く、貸衣装店もスタジオも混み合うため早めに予約しましょう。
ただ、前撮り時期が空き過ぎると「新成人らしさ」が薄れるため、特別な理由がないのであれば無理に1年も前倒しする必要はありません。
成人式の前撮り当日のスケジュール
成人式の前撮りまでに当日のスケジュールを確認しておきましょう。
◆よくあるスケジュール例
- 受付(予約の15分前)
- メイク・ヘアセット(1時間~1時間半)
- 着付け(30~45分)
- 写真撮影(30分~1時間)
- 衣装替え、撮影(1時間~1時間半)
- 私服に着替え、写真選び(1時間~1時間半)
前撮りで振袖以外の「袴」「ドレス」などに衣装替えする場合は振袖だけの場合より1時間~1時間半ほど余分に時間がかかります。
スタジオやカメラマン、撮影プランなどによって異なりますので、詳しいスケジュールは事前に確認しておきましょう。
成人式の撮影までに準備しておくこと
成人式の前撮りをベストタイミング&ベストコンディションで行うため、しっかり準備もしておきましょう。
- 家族や友人と予定を合わせる
- 前日は美容を心がけて過ごす
- 当日は撮影のため万全に備える
それぞれ詳しく解説します。
家族や友人と予定を合わせる
前撮りで家族や友人と一緒に撮影するのであれば、時期や日程などの予定を合わせておきましょう。
たとえば家族でしたら仕事で忙しかったり、離れて暮らしていたりすると急な連絡に対応できませんし、友人もバイトや就職活動などで予定が詰まっている場合があるからです。
前日は美容を心がけて過ごす
前撮りでの晴れ姿に合わせ、指先には衣装に合わせたネイルをほどこしたり、つやを出すだけならケアしたりしましょう。
また、顔がむくまないよう飲酒は控え、しっかりと睡眠をとって表情に疲れを残さないことも大切です。
当日は撮影のため万全に備える
前撮り当日はメイクのりをよくするため顔剃りをしておきましょう。
撮影がスムーズにすすむよう前開きのシャツやカーディガンを着用し、撮影用以外のアクセサリーは控えます。
慣れない衣装で体調を崩さないよう、朝食は軽めに取るのもポイント。食べ過ぎると着付けで苦しくなったり、空腹だと気分が悪くなったりしますので注意しましょう。
成人式の前撮りはベストな時期に計画しよう
成人式の当日は慌ただしいため、ゆっくり撮影できる前撮り予約が増えています。
写真館や貸衣装店のスタジオなどでの撮影のほか、自然美が納められるロケーション撮影も人気です。
もちろん当日撮りや後撮りにもメリットはありますので、それぞれ比較してベストタイミングに撮影しましょう。
ロケーション撮影の場合は天候や気温、景色も影響するためベスト時期を選ぶのもポイント。
あらかじめ当日のスケジュールを確認し、しっかりと準備してベストコンディションの中で撮影日を迎えましょう。