顔合わせが気まずい方必見!口下手でも無言にならない話題選びと会話を楽しむコツ

顔合わせが決まって相手の家族と会話がはずむか心配なら、あらかじめ話題を考えておきましょう。

本記事では、顔合わせにふさわしい「定番」から「鉄板」まで使える話題をご紹介。もちろん顔合わせで避けたい「NG」な話題もピックアップしています。

また、顔合わせまでの準備として会話を楽しくするコツやポイントなどを紹介しますので、ぜひ、お役立ててください。

本記事を参考にしていただければ、口下手な方でも無言にならず顔合わせを楽しく過ごせることでしょう!

顔合わせの会話がはずむ~定番の話題~

顔合わせには初対面の相手が同席するかもしれませんし、最初のうちは緊張もするでしょうから、定番の話題で会話をすすめてはどうでしょうか。

  • 天気や季節の話題
  • 会場と周辺の話題
  • 仕事(職種や勤務先)の話題
  • ふたりの結婚式の話題

ここから詳しく見ていきましょう。

天気や季節の話題

天気や季節の話題は挨拶のようなもので切り出しやすいので、その日に感じたことやニュース映像などをベースに。

「いい日和に恵まれましたね」
「あいにくの雨ですが恵みの雨ですね」
「少し雪がちらつきましたが、〇〇は大雪でしたよ」
「お正月はゆっくり過ごされましたか?」
「だいぶん温かくなってきましたが、もう〇〇は桜が咲き始めたみたいです」

◆ワンポイント

相手からの声がけに話を膨らませられるよう、「立春」「霜降」「大雪」など顔合わせ時期の暦についての豆知識をインプットしておいてもいいですね。

会場や料理の話題

会場や料理についての話題は着席してすぐにでも話せるので便利です。

「立派な建物ですね」
「お庭が綺麗ですね」
「静かなところですね」
「創業が〇〇時代の老舗だそうです」
「今日は季節の会席を頼んであります」
「ここは鍋料理も有名なんですって」
「有名なシェフ監修のフレンチらしいです」

◆ワンポイント

会場のパンフレットや料理メニューを各席に用意しておくと、初めて訪れた場合でも会話をすすめやすくなります。

仕事(職種や勤務地)の話題

仕事の話題は広げやすいですがプライベートな面もあるため、職種や勤務地などにとどめて話すとよいでしょう。

「家電メーカーで働いていますが、今年は猛暑でクーラーの需要が上がりました」
「自動車販売をしているのですが、最近はEV自動車の生産が増えています」
「会社が〇〇にあるのですが、近くに〇〇という観光スポッポットがあって~」
「最近、〇〇に転勤になったのですが、そこの名産品が〇〇で~」
「子どもの頃はケーキ屋さんになるのが夢でしただ、和菓子店に勤務しています」

◆ワンポイント

職種や勤務地に関する明るい時事ネタ、なるほどネタ、ちょっと笑えるオチなどを工夫すると会話に花が咲きます。

ふたりの結婚式の話題

ふたりの結婚式の話題では、「親に意見を聞く」「迷っている課題にアドバイスをもらう」などすると、親にも積極的に会話に参加してもらえます。

「この式場とこのゲストハウスと迷ってるんだよね」
「このガーデン付き会場と邸宅式のここ、どっちがいい?」
「この料理のコースなんだけどボリュームはどう?」

◆ワンポイント

式場のパンフレットがあれば用意しておき、それぞれが手元で見ながら話すとスムーズです。

顔合わせの会話を盛り上げる~鉄板の話題~

顔合わせで両家の親睦を深めるには、鉄板の会話で晴れの日を盛り上げましょう。

  • 家族の話題
  • 幼い頃の話題
  • 地元の話題
  • 趣味の話題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

家族の話題

顔合わせに出席していない家族の話題をしながら家族構成を紹介したり、家族での思い出を話したり、家族をテーマにすると距離感もグッと縮まります。

  • 家族の名前、その由来
  • 兄弟や姉妹の職業は、仲のよさは?
  • 祖父母の特徴や性格など
  • 家族旅行でのエピソード
  • 初孫がいれば名前や名付け親について

◆ワンポイント

顔合わせ当日までに「しおり(家族のプロフィール、家計図など)」を用意しておくと、会話がしやすく、話も展開しやすいです。しおりを事前に郵送か手渡ししておくと出席者が「予習」でき、当日の会話がさらに盛り上がります。

幼い頃の話題

ふたりの幼い頃の話題は、それぞれの両親にとって話しやすいだけでなく、相手の両親も参加しやすいため外せません!

  • 名前の由来
  • 生まれたときの様子(季節、体重、産後の状態など)
  • 笑える失敗談、恥ずかしい出来事
  • 子どもの頃の性格、特技、友だちとの関係性など
  • 大人になっても変わらない天性のもの

◆ワンポイント

自虐的に笑いを取ったり、親や兄弟をからかったりすると場が凍る可能性があるので、ほどほどに。

地元の話題

ふたりの出身地のほか、両親の地元の話題はプロフィールの深堀りになりますし、相手の家族との共通点も見つかる可能性があって楽しめます。

  • 名産品、特産品
  • 郷土料理
  • お正月の風物詩
  • 観光スポット
  • 旅行体験
  • 最近のトレンド
  • ニュースになった話
  • ロケや舞台になった話

◆ワンポイント

もし可能なら、地元の名産品や特産品を手土産で用意するのもおすすめ。

手土産を渡すときは、「地元〇〇県産の〇〇を使った〇〇なんです。ぜひ召し上がってください」「生まれ故郷の〇〇の特産品で〇〇という日本酒なんですが、お酒好きの〇〇さんに~」など、挨拶を添えて贈りましょう。

趣味の話題

趣味の話題は、自分や相手の人となりを伺い知るのにも役立ちますし、意外な一面が見られる機会にもなります。

  • その趣味を始めたきっかけ
  • その趣味の魅力、面白さ
  • その趣味の家族からの意見

◆ワンポイント

こちらから相手の趣味について聞くときは、「お母様はトレッキングがご趣味とお伺いしましたが、どの山が一番の思い出でいらっしゃいますか?」など趣味を事前に把握しておき、相手が答えやすい質問を投げかけましょう。

顔合わせの会話が気まずい~NGな話題~

顔合わせでは、NGな話題で場を気まずくしないよう注意が必要。

ここでは、一般的に避けるのがベターな話題を一覧で紹介しますので、つい定番ネタや鉄板エピソードで盛り上がって話がNGな方向にならないように気をつけましょう。

  • 仕事(高い専門性、上司や部下への不満、業績の悪化など)
  • 政治、宗教など主義の違いが明らかになる話題
  • 戦争、事件、事故など暗い気持ちになる時事ネタ
  • スポーツ全般ではなく、推しチームへの熱烈さ
  • 親族や知人の病気、離婚など縁起の良くない話題
  • 他人の悪口(身近な人から有名人まで)
  • 下ネタ(お互いのカップル間・夫婦間の話でもNG)
  • 過去の恋愛体験、元カレ、元カノの話

◆ワンポイント

緊張が解けたり、お酒が入ったりなどすると、話が膨らんでNGワードをポロっとこぼしてしまう可能性がありますので、家族内で方向転換できるよう配慮しましょう。

口下手でもOK!会話を楽しくする準備

顔合わせでの会話を楽しく盛り上げるには、事前の準備も忘れずに。

ここでは、おすすめの準備アイテムを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

手土産

地元の名産品や特産品もいいですが、相手の好物や季節のをあらわすものなどもおすすめ。会話がはずむよう、手土産に関連したプチ情報や豆知識もインプットしておきましょう。

  • 焼き菓子
  • お酒

◆ワンポイント

重すぎるもの、壊れもの、生ものなどは避け、受け取った相手が持ち帰りやすいもの、保存に手間がかからないものを選びましょう。

婚姻届

婚姻届けには「証人欄」があり、両親や祖父母などから署名と捺印をもらうようになっています。顔合わせで婚姻届けの証人欄に記入してもらうとセレモニー感がありますし、思い出にもなりますので取り入れてはどうでしょうか。

◆ワンポイント

もし、お願いするなら、ペンと印鑑(夫婦なら別々の印鑑)、下敷きを準備するか持参してもらいます。

幼い頃の写真、家族のアルバム

幼い頃の写真や家族のアルバムがあると、会話だけで紹介するより相手を楽しませやすいです。また、特別な会話をしなくても「かわいい」「懐かしい」「よく似てる」など、感想を口にするだけで場が和むメリットもあります。

◆ワンポイント

そのまま保管してある状態で持っていくのではなく、顔合わせ用に適当なアルバムを用意し、ピックアップした写真を貼っていくと見映えもいいですし、重量感も軽くできます。

両親の結婚式の写真

もし、両親の結婚の写真があれば、ふたりの結婚式の話も膨らませられます。時代で様式を比較したり、その当時の両親の結婚観などを聞かせてもらったり、顔合わせにふさわしい会話が展開できるでしょう。

◆ワンポイント

両親の馴れ初め、結婚を決意した理由などのエピソードも添えると会話が盛り上がりますが、長々と時間を取り過ぎたり、夫婦間の照れ隠しで他虐的になったりしないよう注意も必要です。

無言にならない!会話に困ったときの対策

もし、顔合わせで会話に困ったら、3つの対策で乗り切りましょう。

  1. 料理の感想を述べる
  2. 質問返しや共感で流れを作る
  3. パートナーに話を振る

ここから、それぞれ詳しく紹介しましょう。

料理の感想を述べる

料理の感想なら、相手に質問しなくてもいいですし、特別な知識も不要です。

たとえば、「これ、とても美味しいです、こういう魚をすり身にしたもの大好きなんです」など、好みを口にするもよし、「このスープ、どんなレシピなんでしょう、すごく複雑な味がしますね」など、料理への関心を言葉にするもよし。

すると別の出席者も料理の話をしやすくなったり、料理に詳しい誰かが解説してくれたり、会話の展開が起きるかもしれません。

質問返しや共感で流れを作る

もし、なにかを質問されたら、わかりやすく答え、次に相手にも「〇〇さんはいかがですか?」と同じ質問を返します。相手が話始めたら、「すごいですね!」「いいですね!」「そうなんですか!?」など、相手の会話を共感でつなぎます。

つまり、会話の主導権を取ろうとせず、受け身がならも会話の流れを作る方法です。

パートナーに話を振る

新郎新婦でも両親でも、それぞれがパートナーに「〇〇ってどう?」と、家族の話題や結婚式の話などを振ると、相手が話の主導権を握ってくれるかもしれません。

大切なのは会話の「きっかけ」を作ることですから、誰でも会話に加われるような投げかけで空気を変えるのもひとつです。

顔合わせの会話は万全の準備と対策で楽しもう

顔合わせの会話は、「話題選び」「必要アイテム」などを準備し、無言にならないための対策を押さえて楽しみましょう。

ここで、顔合わせの会話がはずむポイントをおさらい。

  • 天気や会場についてなど定番の話題で緊張をほぐす
  • 家族や趣味など鉄板の話題で会話を盛り上げる
  • 会話がすすむよう、しおり、手土産、アルバムなどを用意する
  • 会話に困ったら、料理の感想や質問返しなどで無言を回避する

自分だけで頑張ろうとせず、会話好きの誰かやパートナーに話を振ったり、共感によって会話をつないだり、ほんの少し空気を変えようとするだけで会話には流れが生まれるものですから、ぜひ、本記事を参考にして当日を迎えてくださいね!

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