みんなどうしている?顔合わせの予算や支払い贈り物等気になるお金の事

顔合わせの予定が決まったら、食事代や準備に必要な費用が気になりますよね。

たとえば、「誰が何を支払うの?」「予算はどれくらい?」「食事代のほかに必要なのは?」など、お金に関する疑問が多々あるのではないでしょうか。

本記事では、予算の目安や支払いのマナーなど、顔合わせを悩ましくする費用について解説します。

ぜひ、本記事を参考にしていただき、顔合わせの予算立てや支払いに役立ててくださいね!

顔合わせの支払いは誰がする?

顔合わせの支払いはケースバイケースですが、新郎新婦が両親を招いて行うというスタイルが定着しつつあるため、新郎新婦の負担を主として考えるのがよいでしょう。

  • 一般的には新郎新婦が主体となる
  • 一部を両親が負担するケースもある

それぞれのケースについて解説します。

一般的には新郎新婦が主体となる

顔合わせのホストとして、新郎新婦が支払いの主体となるケースが一般的。両親に支払わせたり、当日になって両家の親同士が支払いを譲らなかったりなどしないよう、事前に清算を済ませておくことがポイントです。

一部を両親が負担するケースもある

顔合わせのスタイルや両親の居住地などによって、両親が費用の一部を支払うケースもあります。どのような費用が必要になるかは、後述の「お店の予算以外の顔合わせ費用は?」で紹介しますので、そちらで確認しておきましょう。

顔合わせの費用はどれくらい?

顔合わせの目的は両家の親睦を深めるための食事会ですから、主な出費は飲食代となります。

  • 食事だけならお店の予算を目安に
  • 食事会の内容によって増額もある

お店のグレードや料理メニューによって幅がありますし、どのような食事会にするかでも費用に差が出ます。

食事だけならお店の予算を目安に

もし、シンプルに食事会だけを催すなら、お店の予算を目安にしましょう。

新郎新婦と両家の両親の6名で開催した場合、一般的な相場として約6万5000円とされています。※ゼクシィ結婚トレンド調査2020(全国推計値)

  • 飲食代(会席料理やコース料理、ドリンクなど)※予算1万円~/1名
  • 個室使用料(お店によっては別料金が発生する可能性も)※食事プランを要確認
  • サービス料(ホテルや高級店で発生する可能性が)※事前に確認を

お店によっては、人数によって割引や割高になったり、時期によって相場より安くなったり、高くなったりしますので、料理のジャンルと合わせて料金プランを調べておきましょう。

食事会の内容によって増額もある

顔合わせに祖父母や兄弟など両親以外を招待したり、顔合わせの場でセレモニー感を出したり、食事会の内容をグレードアップさせる場合は費用の増額も考慮しなければなりません。

顔合わせの準備にあたって、新郎新婦は「どこからどこまで」を自分たちで負担するのか話し合い、場合によっては両親にも相談して支払いの範囲を決めておきましょう。

お店の予算以外の顔合わせ費用は?

お店の利用以外に、顔合わせではケースバイケースで別の費用が必要になります。

  • 交通費、宿泊費
  • 記念品、贈り物
  • お土産、手土産
  • 振袖や洋装のレンタル代
  • 着付け代、ヘアセット代

すべての費用を準備する必要はありませんが、両親や祖父母を「どこから招くのか」、顔合わせ食事会を「どのようなスタイルで行うか」などで必要な項目や予算が異なりますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

交通費、宿泊費

遠方から両親を招く場合、交通費や宿泊費がかかります。

新郎新婦が費用を負担するときは「どちらが」「どこまで」「どのように」支払うか相談しておきましょう。

  • チケット購入やオンライン決済で先に支払う。
  • お車代として顔合わせ当日の別れ際に手渡す。

もし、両親のほかに祖父母や兄弟も出席するのであれば費用が増えるため、『お父さん、お母さんの分は出すから』『こっちで半分を持つよ』など、両親とも負担の範囲をどうするか話し合っておきましょう。

もちろん、両親に全額自己負担をお願いするのもNGではありませんので、その場合は『こちらで食事代は用意するから、交通費(宿泊費)だけ出してもらえる?』などと断りを入れておくとスムーズです。

記念品、贈り物

近頃は、結納をしないカップルが増えているため、顔合わせの席で婚約の記念品や贈り物を交わすケースも増えています。

たとえば、『顔合わせで両親にも婚約指輪を披露したい』『食事だけでは味気ないからセレモニー感を出したい』などの理由です。

では、どのような記念品や贈り物が人気なのか、一般的に選ばれるアイテムを見ておきましょう。

  • 新郎⇒新婦へ・・・婚約指輪、腕時計、ネックレス、バッグなど
  • 新婦⇒新郎へ・・・腕時計、スーツ、ネクタイ、財布など

必ずしも記念品や贈り物を交換する必要はありませんので、ふたりで顔合わせのテーマを決めてから検討してくださいね。

お土産、手土産

お土産は、新郎新婦から出席してくれた両親や祖父母などにお礼として渡したい場合に用意します。お土産の予算としては全体にかかった費用や負担のバランスを考え、1000円~5000円を目安にしましょう。

お土産の予算の目安としては?

  • 飲食代を新郎新婦が全額負担したなら1000円~3000円程度で。
  • 飲食代を両親に自己負担してもらったなら3000円~5000円程度で。

お土産には、両親の好きな焼き菓子や米菓子、お酒などを用意します。

手土産は、顔合わせで対面する両家の親同士が交わすものです。どちらかだけが一方的に渡すことのないよう、両家で有無を揃えておくのがベター。

手土産を用意する場合、地元の銘菓や銘酒のほか、相手の親の好きなお菓子、縁起物などを3000円~5000円の予算で選びます。

  • 縁起がいいとしてバームクーヘン、どら焼き、最中(もなか)は人気。
  • 甘いものが苦手な親には、料理にも使えておめでたい意味のある昆布が喜ばれる。
  • もらって嬉しい高級店の有名なお菓子を贈るのもおすすめ。

手土産は、先に購入しておいて顔合わせの当日に自分の親に預けるのか、自分の親に購入してもらった上で持参してもらうのか、それぞれ両親と費用の負担についても相談し決めておきましょう。

振袖や洋装のレンタル代

フォーマルな会場で顔合わせをする場合、女性は振袖やアンサンブル、男性はブラックスーツなどの衣装も必要です。もし衣装の持ち合わせがなければレンタル費用も予算に組んでおきましょう。

レンタルは貸衣装屋さん、ネットショップでも申し込めます。お店や衣装の種類によって費用に幅がありますが、数千円~数万円の予算がかかるでしょう。

着付け代、ヘアセット代

女性の場合、振袖やフォーマル衣装に合わせてドレスアップするなら、着付け代、ヘアセット代もかかってきます。レンタルショップのオプションで対応していなければ、美容室でも着付けやヘアセットは可能。

予算は数千円~1万円程度ですので、いくつか候補を絞って費用を比較するとよいでしょう。

顔合わせの支払いで注意すべきマナー

顔合わせの支払いでは、新郎新婦で揉めたり、両親を不快にさせたりしないよう、マナーにも注意を。

  • 新郎新婦は「誰が何をはらうか」を決めておく
  • 両親への支払いは見えないところで済ませる
  • 両親に支払ってもらった場合はお礼をする

ここでは、よくあるハプニングを例に挙げ、支払いマナーで失敗ないよう解説します。

新郎新婦は「誰が何をはらうか」を決めておく

顔合わせの費用を新郎新婦が主体となって負担する場合も、「ふたりで折半にするのか」「どちらかが多く支払うのか」「親にお願いする負担もあるのか」など、当日までに決めておきましょう。

支払いの範囲や項目が決まったら、必要に応じて両親にも伝達を。たとえば両親を遠方から招くとき、交通費や宿泊費について事前に伝えておかなければ親側に負担させてしまったり、予約が親側と重複したりするからです。

両親への支払いは見えないところで済ませる

顔合わせ当日は、誰も財布を出さなくていい状態にしておきましょう。お店への支払いは食後のデザートや歓談のタイミングを見て先に済ませたり、交通費や宿泊費はオンライン決済にしたり、両親に見えないところで行います。

そして、お店では『自分たちからの招待だから』と自然な形で退席し、交通費や宿泊費については当日までにチケットを送ったり、予約番号だけを連絡したりして支払いが終わっていることを伝えましょう。

両親に支払ってもらった場合はお礼をする

もし、お店で両親に飲食代を支払ってもらった場合は、その場でお礼をいうだけでなく改めてお礼状とお礼の品を用意します。

お礼の品は飲食代に応じて5000円~1万円程度の予算にし、お菓子やギフトカード、カタログギフト、体験ギフトなどを贈ると喜ばれます。

気をつけたいのは、どちらかの両親が全額を支払うことのないよう、それぞれの家族で折半になるように対応を。両親がテキパキと清算を済ませようとしても甘えることなく、『こちらの分はこちらで用意していますので』と丁重に伝えましょう。

顔合わせに必要な費用はスマートに

顔合わせでは、お店への支払いのほか、お金に関する準備が必要ですから、予算やマナーを押さえて晴れの日をスマートに演出したいものですね。

初めての顔合わせでも戸惑わないよう、ここで改めて顔合わせの支払いについておさらいしておきましょう。

  • 費用は新郎新婦が主体となり支払うのが一般的で、両親が一部を支払うケースも。
  • 飲食代のほか、贈り物代、お土産代、衣装代、交通費や宿泊費などが必要な場合あり。
  • 誰が何を支払うか決める、相手に見えないところで支払う、支払ってもらったらお礼する。

とにかく、「誰が」「何を」「いつ」「どのように」支払うかを新郎新婦で、また、それぞれの親と相談しておくのが大切です。

顔合わせに招く相手の距離感や顔合わせのスタイルによって費用も準備も変わってきますので、ぜひ、本記事を参考にしながらベストプランを立ててくださいね!

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